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相棒 S2 7話「消えた死体」

Season2 第7話「消えた死体」
2003年11月26日放送12.6%
監督:和泉聖治
脚本:櫻井武晴
プロデューサー:松本基弘(テレビ朝日)
香月純一、須藤泰司、西平敦郎(東映)
音楽監督:義野裕明 音楽:池頼広
撮影:上林秀樹 照明:高橋道夫
録音:谷村彰治 VE:石川友一
編集:只野信也 MA:藤沢信介
EED:谷内和正 音響効果:大野義彦(大泉音映)
美術:伊藤茂 装飾:田村康利 (大晃商会)
装置:紀和美建 衣裳:小松沙和(東京衣裳)
スタイリスト:斎藤真喜子 メイク:石川麻紀美(入江美粧)
宣伝:坂内雅弘(tv asahi) スチール:阿部昌弘
タイトルバック:サワイアキヒコ( ビヨゴンピクチャーズ)
車両:アスカロケリース 助監督:近藤俊明
進行主任:金井光則 スクリプター:内藤あい子
制作担当:今村勝範 制作デスク:清水亜紀
プロデューサー補:島川博篤(tv asahi)
仕上協力:東映ラボ・テック/TOVIC
技術協力:オーエイギャザリング
美術協力:高津装飾美術
衣装協力
ピースクラウン/CHOYA(株)/ヒロタ(株)/CRICKET
三松商事(株)/AVIREX USA/中田商店
(株)ラブエル/ALPHA INDUSTRIES INC
JUNKO SHIMADA/INDIVI/adidas/トラブルインターナショナル
ミカレディ/BUONA GIORNATA/撫松庵
撮影協力
マウスコンピュータージャパン/富士通ゼネラル
TOSOトーソー/警察時報社/NORITAKE/OA流通センター
コニカ(株)/DENON/エースバック/HAMILTON/CASIO
TAKE-LIP/きぬ医師会病院/(株)埼玉金周/プリンセスバック
関西ペイント/水海通フィルムコミッション/CITIZEN
制作:制作:tv asahi /東映
出演者
杉下右京/水谷豊
亀山薫/寺脇康文
奥寺美和子/鈴木砂羽
宮部たまき/高樹沙耶
角田六郎/山西惇
米沢守/六角精児
大木長十郎/志水正義
小松真琴/久保田龍吉
テアトルアカデミー/放映プロジェクト
宝映テレビプロ/東映アカデミー
あらすじ(公式サイトより引用)

薫のもとに真子が久しぶりにやってきた。
「私…、あの人と別れようと思って…」思いつめたような表情でそういう真子は、
以前薫がヤミ金融で悪事を働いていたところを逮捕した栄一と結婚。
真子は改心した栄一と北海道の実家で農業を手伝っていた。
が、真子によると栄一は半年前に友人と事業をやるからと上京してしまったという。
しかし栄一は予想通り事業に失敗。またヤミ金の世界に舞い戻ったらしい。
未練を残しながらも別れる、という真子を、
薫は「あいつの目を見て確かめるから」と、思いとどまるよう説得する。

さっそく栄一のアパートを訪ねた薫は栄一に説教を始めるが、
その栄一から逆に相談を受けるはめに。
阿部賢という男の部屋へ取り立てに行くと、部屋でその阿部らしき男の死体を発見。
死体の手には自分たちの取り立ての悪口を書き連ねた遺書があった。
栄一はその遺書を奪い取り、社長の多治見に報告。
しかし「まさか取り立てに失敗したんじゃないだろうな…。
阿部が死んだ証拠を見せろ」と言われてしまい、証拠写真を撮りに再び部屋に戻る。
すると、なぜか死体がなくなっていたという…。
このままでは多治見に何をされるかわからない。
真子と今度こそやり直すから、と栄一に泣きつかれた薫は渋々調べることに。

しかし薫が調べた範囲では、栄一が死体を見たとされる日に自殺もなければ、
変死体記録も監察医務院の記録もない。栄一が見間違えただけでは…。
薫は疑いつつも葬儀屋を営む阿部の自宅を訪ねる。
阿部の妻・由紀子によると、ここ数日阿部は帰宅していないという。
阿部が死んだかもしれない、という薫の言葉にも由紀子は
「そうですか」と平然とした態度。
栄一らの悪質な取り立てに苦しんだこともあり、夫には愛想を尽かしているらしい。
そんな由紀子に薫は栄一の悪質な取り立てに対する被害届を出すよう勧めるが、
もうそっとしておいて、となぜか消極的だ。

万策尽きた薫は右京に相談し、捜査に協力してもらうことにする。
右京の質問で栄一が阿部と面識がなかったことが判明。
ということは、栄一が見た死体は阿部ではなかった可能性もある…。
そして予想通り阿部の写真を改めて見た栄一は死体が別人であると証言。
どうやら阿部は厳しい取り立てから逃げるため、偽装自殺を図ったらしい。
身代わりの死体を用意できるとしたら、葬儀屋を営む由紀子があやしくなる。
しかし、由紀子は借金まみれの夫を憎んでいたはず。
そんな夫のために危険な橋など渡るだろうか。
疑問は残りつつも薫は右京とともに由紀子をマークすることにする。

由紀子から栄一が死体を見た日に行われた葬儀を聞き出し、
その家を訪ねて祭壇の写真を見せてもらう。
どうやら祭壇の種類は葬儀屋が決めたらしい。
その祭壇はよく見ると棺の上に祭壇がのっており、非常に珍しい形式だった。

あらためて葬儀屋を訪れた右京と薫は、
そこで由紀子に対してその葬儀の内容を追求する。
由紀子は祭壇を組む際、遺族を部屋から出て行かせていた。
そこで阿部と由紀子は遺体の入った棺とあらかじめ用意していたカラの棺をすり替えた。
そしてその遺体を阿部が自殺したように見せかけるために利用し、
栄一はそれを阿部の死体と思い込んでしまった…。
翌日の葬儀が終わったあと、出棺の際に遺体の入った棺を元に戻し、事なきを得た。
そのように右京は推理する。しかし証拠がない…。

「必ず用意します。」右京はそう言い、葬儀屋を後にする。
しかし本物の棺とすり替えた棺はどこに行ったのだろうか。
処分するには人目に付きすぎる。
だとすれば、その棺はまだ葬儀屋にあるのでは…。

翌日、真子から電話を受けた薫は右京とともに真子と会う。
真子は薫に離婚届を差し出し、栄一に渡してほしいという。
薫は必死に思いとどまるように説得する。
そこでふと真子が言う。「私たちに子供でもいれば、違っていたのかもしれませんね…」
右京は子供という言葉に反応する。
葬儀を行った八木家には幼い子供がいた…。
何か手がかりをつかんだ様子の右京は薫とともに葬儀屋を再度訪れる。
そして棺が保管されている倉庫に行き、
多くの棺の中にひとつだけ小さく奇妙なマークが書かれている棺を発見する。
どうやらこのマークは葬儀を行った一家の子供が書いた落書きのようだ。
となると、この棺は葬儀を行った八木家にあったことになる。
決定的な証拠を突き付けられた由紀子はさすがに観念し、
罰当たりなことをした…、と犯行を白状する。

そして右京と薫が由紀子と栄一とともに倉庫を出ると、
そこに栄一が働くヤミ金融の社長・多治見が現れる。
その男は以前右京が名曲喫茶で出会っていた男だった。
名曲喫茶で出会ったときは多治見と話があった右京だったが、
犯罪者のことが許せない右京はその場で多治見のことを脅迫容疑で逮捕する。
そして栄一は晴れて自由の身となる。

その後、栄一も脅迫容疑で逮捕されるが、執行猶予がつきすぐに釈放される。
阿部夫妻も死体遺棄と詐欺容疑で逮捕されたが、おそらく執行猶予がつくとのこと。
とりあえず万事解決した栄一は薫と右京に真っ当な仕事を探してやり直すという。
そんなやり取りをしているところへ真子が現れる。
真子ももう一度栄一とやり直す決意をしたらしい。
そして栄一と真子は右京と薫に頭を下げ、幸せそうな笑顔で歩いていった。


S2 7話「消えた死体」ロケ地

阿部由紀子/宮地雅子

若杉栄一/マギー

多治見治/若松武史

若杉真子/宮沢美保

名曲喫茶ライオン・マスター/田窪一世

阿部賢/内野智

阿部葬儀社・店員/岳美

八木厚子/阿部朋子
倉橋悦子
梅田宏
吉田浩二
藤村耕平
 

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