-


相棒 S2 9話「少年と金貨」

Season2 9話「少年と金貨」
2003年12月10日放送11.9%
監督:和泉聖治
脚本:砂本量
プロデューサー:松本基弘(テレビ朝日)
香月純一、須藤泰司、西平敦郎(東映)
音楽監督:義野裕明 音楽:池頼広
撮影:上林秀樹 照明:高橋道夫
録音:谷村彰治 VE:石川友一
編集:只野信也 MA:藤沢信介
EED:谷内和正 音響効果:大野義彦(大泉音映)
美術:伊藤茂 装飾:田村康利 (大晃商会)
装置:紀和美建 衣裳:小松沙和(東京衣裳)
スタイリスト:斎藤真喜子 メイク:石川麻紀美(入江美粧)
宣伝:坂内雅弘/村上篤 (tv asahi)
スチール:阿部昌弘 バイオリン指導:山内達哉
タイトルバック:サワイアキヒコ( ビヨゴンピクチャーズ)
車両:アスカロケリース 助監督:近藤俊明
進行主任:金井光則 スクリプター:内藤あい子
制作担当:今村勝範 制作デスク:清水亜紀
プロデューサー補:島川博篤(tv asahi)
仕上協力:東映ラボ・テック/TOVIC
技術協力:オーエイギャザリング
美術協力:高津装飾美術
衣装協力
ピースクラウン/CHOYA/ヒロタ(株)/CRICKET
三松商事(株)/AVIREX USA/中田商店/adidas
JYUNKO SHIMADA/IN DIVI/BUONA GIORNATA
EQUAL/COMME CA ISM/都繊維/撫松庵
トランプインターナショナル/ALPHA INDUSTRIES INC
撮影協力
マウスコンピュータージャパン/富士通ゼネラル
TOSOトーソー/警察時報社/NORITAKE/OA流通センター
コニカ(株)/DENON/エースバック/HAMILTON
プリンセスバッグ/TAKE-LIP/山梨中銀金融資料館
ワールドコインズ・ジャパン/CITIZEN/SONOKO/CASIO
制作:制作:tv asahi /東映
出演者
杉下右京/水谷豊
亀山薫/寺脇康文
奥寺美和子/鈴木砂羽
宮部たまき/高樹沙耶
伊丹憲一/川原和久
三浦信輔/大谷亮介
角田六郎/山西惇
米沢守/六角精児
内村莞爾/片桐竜次
中園照生/小野了
大木長十郎/志水正義
小松真琴/久保田龍吉
テアトルアカデミー/放映プロジェクト
宝映テレビプロ/東映アカデミー
あらすじ(公式サイトより引用)

ある夜、薫は子供を脇に自動販売機の前で這いつくばっている男を見つける。
まさか自販機荒らしか!?薫がその男から事情を聞くと、
息子がジュースを買おうとしてお金を自販機の下に落としただけだという。
それなら、と一緒に自販機を持ち上げると、下からは単なる硬貨ではなく金貨が。
意外な展開に驚く薫をよそに、
男は「あった!」と金貨を掴むとすばやく走り去っていってしまった…。

薫はなんとか走り去った男・小田島を捕まえ、
息子の雅彦とともに近くの交番へと連れて行き、事情聴取をする。
「自分のコレクションだ」と繰り返す小田島をよそに、
薫は自分のカメラ付き携帯電話で金貨の写真を撮り、右京の携帯電話に送信。
その価値を見てもらう。
すると、その金貨が市場では約2000万円で取り引きされている
明治時代の旧20円金貨であることが判明。
さらに近くでコインコレクターの倉野(大木史朗)が殺害されるという事件もあったらしい。
もしかすると小田島が倉野を殺し奪ったのかもしれない…。
右京から指摘された薫は小田島を拘束しようとするが、
電話をしている間に小田島は雅彦を置き去りに逃げてしまう…。

犯行現場を調べると、「刀幣」という中国の戦国時代に作られたもの以外は、
犯人がコインなどほぼ全部のコレクションを奪っていっていることが判明。
コインが傷つくこともいとわず、ショーケースを叩き割っていることから
犯人はコインにあまり詳しくないのかもしれない…。

一方、小田島の部屋からは倉野のコレクションが大量に発見された。
リストラされた後、妻にも逃げられた小田島は家賃も滞納。
エアコン取り付けのアルバイトで訪ねたことがある倉野の屋敷を狙ったらしい。
すると、そのとき雅彦のPHSに小田島から電話が入る。
小田島はコレクションを盗んだことは認めたものの、
倉野の殺害については容疑を否認する。
そしてそのまま電話を切ってしまう。
結局、薫は残された雅彦を預かることになる…。

翌日、右京は貨幣博物館館長・松金彰子を訪ねる。
世界コイン・コンベンションのため、倉野にも希少コインの出品を頼んでいたという松金。
右京の質問に刀幣の価値は1〜2万円とそれほど高くはない、と答える。
とすると、犯人は刀幣の価値が低いことを知っていて
あえて現場に残していったのではないだろうか?
もしかして犯人は古銭に詳しい者なのでは…!?

雅彦を連れて聞き込みに行っていた薫は、
リストラされる同僚のために自ら退職したり、
連れ子の雅彦をかわいがったりという小田島の素顔に触れ、
小田島には人殺しなどできないのでは、と思うようになる。
また倉野と取引のあった古銭商の田淵という男が
盗品を扱っている可能性もあり、事件当日のアリバイもなく怪しいが、確証はない。
そしてその田淵が旧20円金貨など扱ったことがない、と証言したことから、
倉野の持っていた旧20円金貨が盗難品だった可能性も出てきた。
右京らは本物か否か調べるため、現在日本にある全ての旧20円金貨について調べるが、
すべて本物であることが判明。
ということは、小田島が持って逃げた金貨が偽物だったのだろうか…。

雅彦を心配した小田島がまたも電話をかけてきた。
右京から奪った旧20円金貨がどこにあったのか質問された小田島は
「テーブルの上に…」と証言する。ということは、
倉野は金貨をはさんで何者かと商談しているときに殺されたということなのだろうか?
しかしまたしても小田島はすぐ電話を切ってしまう…。
残された雅彦は薫とともに薫の家に帰るが、
さすがに父親がいなくて寂しいのか、途中で泣き出してしまう…。

古銭商の田淵は以前、裏のマーケットを仕切っていたということがわかり
ますます怪しくなるが、なぜか右京は渋い顔…。
同時に捜査一課は小田島の指名手配書を作成しようとしていたが、
右京はその作業を止めさせる。
そしてあらためて貨幣博物館館長の松金彰子を訪ね、
金貨を持って逃走中の犯人が接触してきたら、連絡をほしいと伝える。

そんな折、小田島がまた雅彦の携帯電話に電話してくる。
相変わらず雅彦を引き取りに来る気配はなかったが、
なにやら右京は小田島にあることを相談する…。
そして小田島は松金に珍しい金貨を持っているので取引きしてほしいと電話し、
公園で会う約束を取り付ける。
松金は約束通りに公園にやってきて、小田島と接触する。
するとすぐさま待ち伏せしていた右京らに取り囲まれるが、
松金は小田島が犯人だから捕まえてほしいと言い出す。
しかしなぜ指名手配もされていない小田島を犯人だと決め付けられるのか?
殺人現場で小田島を目撃していない限りわからないはず。
観念した松金は殺人を自供する…。

子供を留学させるために多額の費用が必要となった松金は
博物館で展示している旧20円金貨を偽物とすり替え、倉野に売り渡す。
だが世界コイン・コンベンションが近づき、
偽物を展示しておくわけにはいかなくなった松金は倉野に
展示期間中だけでも良いからコインを返してほしいと頼む。
それを拒んだ倉野と言い合いになった松金はナイフで倉野を脅し、
金貨を取り戻そうとするが、勢い余って殺害してしまったようだ…。
せっかく掴んだ留学のチャンスをフイにしたくなかった、松金はそう言うが、
右京は人の命を奪ってまで伸ばすべき才能なんてない、と諭す。

殺人の容疑が晴れた小田島は警視庁に出頭し、ようやく雅彦と再開する。
しかし窃盗の容疑で結局逮捕されてしまう。
小田島は雅彦の安否を心配するが、
そんな心配をよそに雅彦は小田島の釈放をいつまでも待っていると言う。
そんな言葉に感動した小田島は涙ながらに連行される…。
本当の子供じゃなくても、たった一人の家族―――。
薫が小田島に言い放ったそんな言葉が胸に響く。


S2 9話「少年と金貨」ロケ地

松金彰子/田島令子

小田島和也/入江雅人

田淵俊夫/岡崎二朗

西肇/六角慎司

小田島雅彦/須賀健太
倉野/大木史朗

食堂の店主/飯田邦博

小田島の元同僚/川屋せっちん

アパート大屋/井上博一

交番の警官/堀文明

ホステス/姫子松まろ

貨幣商協会鑑定委員会職員/諏訪部仁
関つばさ
津田尊成
 

8話へ   10話

1  2  3  4  5  6  7  8  9  10

11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21

戻る   TOPに戻る



inserted by FC2 system