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相棒 S2 10話「殺意あり」

Season2 10話「殺意あり」
2003年12月17日放送10.6%
監督:大井利夫
脚本:輿水泰弘
プロデューサー:松本基弘(テレビ朝日)
香月純一、須藤泰司、西平敦郎(東映)
音楽監督:義野裕明 音楽:池頼広
撮影:会田正裕 照明:竹田勝三
録音:渡会民雄 VE:石川友一
編集:只野信也 MA:藤沢信介
EED:谷内和正 音響効果:大野義彦(大泉音映)
美術:丸山裕司 装飾:田村康利(大晃商会)
装置:紀和美建 衣裳:深野明美(東京衣裳)
スタイリスト:斎藤真喜子 メイク:石川麻紀美(入江美粧)
宣伝:坂内雅弘/村上篤(tv asahi) スチール:阿部昌弘
タイトルバック:サワイアキヒコ( ビヨゴンピクチャーズ)
車両:アスカロケリース 助監督:安養寺工
進行主任:守田健二 スクリプター:小関ひろみ
制作担当:今村勝範 制作デスク:清水亜紀
プロデューサー補:島川博篤(tv asahi)
仕上協力:東映ラボ・テック/TOVIC
技術協力:オーエイギャザリング
美術協力:高津装飾美術
衣装協力
CHOYA(株)/CRIKET/ピースクラウン/三松商事(株)
AVIREX USA/ALPHA INDUSTRIES INC/adidas
ANNEKLEIN/air walk/BUONA GIORNATA
ANNE KLEIN/AK/撫松庵/堀越ネクタイ(株)
撮影協力
マウスコンピュータージャパン/富士通ゼネラル
TOSOトーソー/警察時報社/Nritake
OA流通センター/コニカ/DENON/エースバッグ
HAMILTON /CASIO/CITIZEN/(株)ヒラテ/ADIRON
AZOOL/西大宮病院
制作:制作:tv asahi /東映
出演者
杉下右京/水谷豊
亀山薫/寺脇康文
奥寺美和子/鈴木砂羽
宮部たまき/高樹沙耶
伊丹憲一/川原和久
三浦信輔/大谷亮介
角田六郎/山西惇
米沢守/六角精児
内村莞爾/片桐竜次
中園照生/小野了
大木長十郎/志水正義
小松真琴/久保田龍吉
あらすじ(公式サイトより引用)

とある個人経営の外科病院で手術中に患者が死亡するという騒動が起きた。
執刀医の手術ミスという噂も聞かれたが、
死んだのは執刀した青木周作医師の実の父・征十郎。
これでは訴訟にもならず事件にはなりそうにないが、なぜか右京は興味を示す…。

周作を取材しようとして断られた美和子のもとに、
周作の病院に勤める外科医・小林から電話が入る。
小林は迷った挙句、征十郎の死は周作による手術ミスが原因だと言い切る。
小林によると征十郎の死因は、周作が動脈を傷つけたことによる出血多量。
小林のフォローも間に合わなかったという。
なぜ今さら、という右京らの問いに小林は、
過去に2度も医療事故を起している周作は医師免許を返上すべきだ、という。

美和子とともに取材記者を装い、小林からそんな話を聞いた右京と薫だったが、
右京は「もし自分が患者なら過去に2度もミスを犯した医師に手術など頼むだろうか」と
疑問を口にする。
征十郎はなぜ腕がいいと評判の小林に執刀を頼まなかったのか。
そんな疑問を直接小林に聞くと、本来は小林が担当だったのだが、
手術を始めると同時にめまいに襲われ倒れてしまったという。
そこで周作が急遽代理で執刀することになったのだが…。
小林は痛恨のきわみと嘆く。
が、そんな疑惑が渦巻く中、当の周作は院長におさまると不遜な態度を取り続ける。
今回の手術に関しても「どんな簡単なオペでも常に死と隣り合わせ」と言い放ち、
責任など感じている様子すら見えない…。

周作が先物相場に手を出し、多額の借金を作っていたことがわかった。
周作の父・征十郎はかなりの資産家。
死ねば借金を返せるだけの資産が周作に飛び込んでくるはずだ。

確信を抱いた右京らは、改めて小林にめまいの原因は何だったのかを聞きに行く。
すると小林は以前、周作と征十郎が財産のことでもめているところを目撃したという。
そして征十郎は周作のために遺産など残さないと言っていたとも。
これで動機がはっきりしたが、だめ押しするかのように
小林は手術前、周作に呼ばれてコーヒーを飲んでいたことも判明。
小林のめまいはそのコーヒーにもられた薬か何かが原因だったのではないか。
ということは、周作の行為はミスではなく意図的な殺人だった!?

右京らはなんとかその事実を裏付ける証拠を探そうとする。
あらためて周作のもとを訪ねるが、人を食ったような態度ではぐらかされてしまう。
それでも右京と薫はコーヒーが怪しいと踏むが、証拠がなければ手も足も出ない…。
何とかして手がかりを探そうとする右京はある書類を入手することに成功し、
コーヒーが怪しいことは怪しいが、
それを飲んだのは小林ではなく周作の方ではないかと推理する。

武蔵野青木外科医院に向かった右京と薫は屋上で看護婦の恭子と対峙していた。
確かにコーヒーが怪しい。しかし目の前で細工するのは難しい。
となるとそのコーヒーを運んできた人物−、つまり恭子が怪しい。
しかもなんと恭子は小林の妹だということが判明する。

一方、手術室では周作が小林に詰め寄っていた。
親父は本当に助からなかったのか、と。
それに手術中に感じた倦怠感、そして眩暈…、
今考えてみるとどれも普通じゃなかった…。
しかし目の前で父親が腸を見せた状態で横たわっている。
途中でオペをやめるわけにはいかなかった…。
示し合わせたように二人とも体調不良なんておかしいんじゃないか?
本当に手遅れだったのか?親父はもう助からなかったのか?
周作は小林の首筋にメスを突きつけながら、そう詰め寄った。

と、その時ドアが開き、右京たちが看護婦の恭子とともに手術室に入ってきた。
周作は手を止め、昨夜すべてを思い出したと言う。
小林と恭子は周作の医療過誤によって命を落とした小林賢三郎の息子と娘だったという。
小林は妹の恭子と協力し、周作のコーヒーに細工をし、手術を失敗させようとした。
父親を殺された恨みを晴らすために…。
小林が外科医の道を選んだのはひとつの命を奪うためだった。
復習する心は途方もないエネルギーに支えられていた。
虚しいエネルギーに…。


S2 10話「殺意あり」ロケ地

高木周作/鶴見辰吾

小林亘/坂上忍

岡本恭子/林美穂

青木清十郎/梅野泰靖
看護士/原楠緒子
入院患者・山口/安田洋子
大沢沙衣

入院患者/熊谷祐子
宮崎稲穂
成瀬奈緒子
大木章
東武志
生瀬勝久
 

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