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相棒 シーズン5 7話「剣聖」

Season5 第7話 剣聖
2006年11月22日 14.3%
監督:西山太郎
脚本:古沢良太
チーフプロデューサー:松本基弘(tv asahi)
プロデューサー:島川博篤(tv asahi)、西平敦郎(東映)
音楽:池頼広 音楽監督:義野裕明
撮影:上林秀樹 録音:渡会民雄
照明:小野幹雄 VE:石川友一
編集:只野信也 EED:谷内和正
MA:藤沢信介 音響効果:大野義彦(大泉音映)
美術:近藤成之 装置:紀和美建
装飾:田村康利(大晃商会) 車輌:アスカロケリース
衣裳:村上晶子(東京衣裳) メイク:西島容子
スタイリスト:斎藤真喜子 殺陣:所博昭(アーバンアクターズ)
宣伝:蓮実理奈(tv asahi) スチール:阿部昌弘
タイトルバック:澤井昭彦 助監督:安養寺工
スクリプター:栗原節子 進行主任:櫻井紘史
演技事務:清水亜紀 制作担当:今村勝範
プロデューサー補:伊東 仁(tv asahi)
協力プロデューサー:須藤泰司(東映)
仕上協力:東映ラボ・テック、TOVIC
技術協力:オーエイギャザリング 美術協力:高津装飾美術
衣装協力
ピースクラウン/フレックスジャパン/三松商事/ワキタ(株)
CRICKET/シルクバード/AINEXX/AVIREX USA/HOUSTON
FARE LA CORTE/plein de vie/撫松庵/堀越ネクタイ/フーフォレー
撮影協力 
TOSHIBA/電脳/エプソンダイレクト/STANDARD/(株)警察時報社
TOSOトーソー(株)/タムラ厨房調理機/HAMILTON/CITIZEN
EthosClub/IKETEI/adidas/TAKE-LIP/剣道屋.COM/川口四誠館
日本コマーシャル投資法人
制作:tv asahi、東映
出演
杉下右京/水谷豊
亀山薫/寺脇康文
宮部たまき/高樹沙耶
亀山美和子/鈴木砂羽
伊丹憲一/川原和久
三浦信輔/大谷亮介
芹沢慶二/山中崇史
角田六郎/山西惇
米沢守/六角精児
大木長十郎/志水正義
小松真琴/久保田龍吉
中園照生/小野了
内村莞爾/片桐竜次
テアトルアカデミー/芸優/セントラル子供タレント
東映アカデミー/アリエス/劇団東俳
あらすじ(公式サイトより引用)

剣道が得意な伊丹も尊敬している
剣道の達人・吾妻が真剣で斬殺された。

吾妻が経営する道場・吾妻心聖館の師範代・ふみらは
吾妻とまともに立ち合って勝てる者などいないという。
もうひとりの師範代・望月でも無理、
吾妻の一人息子・俊一は喘息があるため、剣道はやらないという。

吾妻と立ち合うという覚書を交わした吾妻の親友・関が逮捕された。
「武士道は死ぬことと見つけたり」という関は、
病院のベッドで死ぬなら、と吾妻に剣で挑み、不覚にも勝ってしまったという。

関はすでに現役剣士とはいえない、そんな関に吾妻を斬ることなど…。
関の実力を知る伊丹は納得がいかない。
とはいうものの、ふみの父親が警察庁の警備局長であることから
捜査一課には事件を蒸し返すなという空気が漂っている。

不本意ながら伊丹は、それとなく右京と薫に捜査を依頼する。
そんな伊丹が言うには、道場に来る前、傷害などで逮捕歴があるふみが怪しいとか。

右京と薫は、吾妻が決闘を前に死後の資産処理もしていなかったことに疑問を抱く。
しかし、ふみも俊一も覚書がある以上、
2人が決闘し吾妻が斬られたと信じて疑わないようだ。

覚書からするめいかを焼いたときに出る油のシミが見つかった。
酒に酔うと掛け軸の模写などもして遊んでいた吾妻と関。
覚書もそんないたずら心で書かれたものではないかと右京らは推理する。
そんな疑問をぶつられたふみは、自分を疑っているのか、と右京に迫る。
剣の実力は館長の足元にも及ばないというのに、と不満を口にするふみに、
右京は「殺意を抱いていれば殺せる、抱いていなければ殺せない。
問題はそこ」と切り返す。

師範代の望月が勤務する会社が吾妻の道場を買収する予定であることがわかった。
道場の名前は残すが、事実上その歴史は幕を閉じる。
望月によると、吾妻と結婚を前提に付き合っていたふみは
道場の売却に猛反対だったらしい。
吾妻心聖館館長夫人という肩書きが手に入らない。ふ
みがそんな風に思い、吾妻を恨んでいるとしたら…。

館長夫人に収まるという夢が破れたふみによる犯行ではないか。
右京と薫はふみに自分たちの推理を突きつけるが、ふみは証拠がないと否定する。
しかし、関が着ていた吾妻の返り血がついた剣道着を調べなおし、
DNA鑑定すれば本当は誰が着ていたものかも判明する。
右京が切り札をきると、意外にもふみはあっさりと自供する。

「お二人のおっしゃる通りです。私がやりました」。
しかし、右京と薫は、なおもふみに厳しく迫った。
「本当のことを話してくれと言ったんです」。

実は犯人はその場に現れた息子の俊一だった。
偉大な父の存在を常にプレッシャーに感じ、
次第に心の殻の中に閉じこもるようになってしまった俊一。
今では自宅の部屋が唯一の安らぎの場となっていたが、
それも父は望月の会社に売却してしまった。
それも吾妻が俊一に強くなって欲しいと願っていたからこそ。
そんな父の思いを知った俊一は、夜毎刀を振り自らを鍛えていたという。

そして、事件の夜。
俊一は自ら稽古をつけてくれと願い出たが、
やはり自らの弱さをさらけ出すことになり、刀を振り回すうちに父を斬ってしまったという。
斬られた吾妻も息子を追い詰めた責任を感じていたようだ。

「あなたに対する贖罪の想いが、館長を一瞬、剣聖ではなく、
ただの無防備な父親にしたのかもしれません」。

右京の言葉が道場に響き渡り、ふみの心にも染み渡った。



桂木ふみ/原千晶

吾妻源一郎/誠直也

関正人/亀石征一郎

吾妻俊一/藤間宇宙

望月勇/市川勇
法福法彦

望月の部下の会社員/中村信幸
山内翔平

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S5 7話「剣聖」 ロケ地

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