-



相棒 シーズン6 9話「編集された殺人」

Season6 第9話「編集された殺人」
2007年12月19日 17.5%
監督/長谷部安春
脚本/櫻井武晴
チーフプロデューサー/松本基弘(tv asahi)
プロデューサー/伊東仁(tv asahi)、西平敦郎、土田真通(東映)
音楽/池頼広 撮影/上林秀樹
編集/只野信也 照明/小野幹雄
録音/渡会民雄 VE/石川友一
スクリプター/栗原節子 選曲/team K
MA/藤沢信介 音響効果/大野義彦(大泉音映)
EED/谷内和正 美術/近藤成之
装飾/岡本國昭(大晃商会) 装置/紀和美建
車輌/ストロングワーク、マエダオート
衣裳/岡本華菜子(東京衣裳)
メイク/西島容子 スタイリスト/斎藤真喜子
殺陣/二家本辰己(日俳連・アクション部会)
宣伝/蓮実理奈(tv asahi) スチール/阿部昌弘
法廷実務指導/野元学二 タイトルバック/澤井昭彦
編成/稲垣けんじ、菊池寛之(tv asahi)
インターネット/小笠原克敏、武田京子(tv asahi)
助監督/安養寺工 進行主任/守田健二
演技事務/清水亜紀 製作担当/今村勝範
仕上協力/東映ラボ・テック、TOVIC
技術協力/アップサイド 美術協力/高津装飾美術
衣裳協力
シルクバード/ピースクラウン/フレックスジャパン/HIROTA CO.,LTD.
三松商事(株)/TOYS MCCOY PRODUCT/HOUSTON/AVIREX
PROFILE/next /COMME CA ISM/ラピーヌ/MAX&CO/堀越ネクタイ
撮影協力 
OAランド/TOSHIBA/acer/IWATSU/(株)警察時報社
TOSOトーソー(株)/タムラ厨房調理機/HAMILTON/CITIZEN
IKETEI/(株)ヒラテ/エンドウ/PLATINUM/MURAI/世界堂/
bene/日本アビオニクス/SAITAMA SUPER ARENA
制作/tv asahi、東映 
出演 
杉下右京/水谷豊
亀山薫/寺脇康文
奥寺美和子/鈴木砂羽
伊丹憲一/川原和久
米沢守/六角精児
芹沢慶二/山中崇史
内村莞爾/片桐竜次
中園照生/小野了
大木長十郎/志水正義
小松真琴/久保田龍吉
武藤かおり/松下由樹
テアトルアカデミー/東映アカデミー/芸優/放映プロジェクト
あらすじ(公式サイトより引用)

スナックのアルバイト店員・陽子の他殺体が発見された。
彼女のアルバイト先のスナック『椿』でも店主の友章が殺され、
妻の美穂が犯行を自供。
しかし、裁判になると美穂は自白を翻し、無罪を主張していた。

事件当時の記事では、友章の死亡時刻に美穂が父親の博と
電話で話していたことがアリバイになると思われたが、
携帯電話だったためアリバイにはならなかった。
仮に美穂が犯人なら夫の遺体を前に電話をしていたことになる。
そんな状況で何を話していたのか?

引っかかるものを感じた右京と薫は博から事情を聞くが、
娘の無実を信じる博は警察の捜査を批判。
さらに裁判で検察側に有利な証言をしたという陽子のことも非難する。
博によると、検察官は陽子の証言映像を裁判で流したらしい。
取調べの一部可視化によるものだ。

右京らは美穂の弁護士であるかおりと再会、
検察が提出した陽子の証言映像を見せてもらう。
確かに陽子は煙草を吸いながら美穂に不利な証言をしている。
が、かおりによると、陽子は弁護側の証人としても出廷する予定だった。
陽子はかおりに「ママの容疑を晴らすために検察に行く」と言っていたらしい。
そんな話を聞いた右京は、映像が編集されたものではないか、と疑いを抱く。

右京らは検察官の鍋島から話を聞くが、
鍋島は編集ではなく抜粋で、違法ではない、と言い張る。
確かに鍋島の言う通り、
検察に不利な証言をカットしても罪を問われるものではない。
が、右京は証言する陽子の動きに不審を抱く。
煙草を吸いながら、なぜか手元のバッグに視線を落とし、
バッグに向かって話すようにしている。
ボイスレコーダーでも仕込んでいたのでないか?
が、米沢は所持品の中にそんなものはなかったという。

陽子の殺害場所がスナックであることが判明した。
さらに米沢の機転で陽子が証言を自らの携帯電話に録音していたこともわかる。
その録音で陽子は美穂は犯人ではない、と言い切っている。
やはり鍋島が映像を編集していたのだ。
右京らは改めて鍋島に録音を聞かせるが、
違法に取得した証拠に法的な証拠能力はない、と言い放つ。

かおりに相談しても
やはり鍋島が提出した証言映像をひっくり返すことは不可能だ。
右京は捜査一課に頼み、陽子の証言映像を任意提出させるが、
やはり美穂に有利な証言をしている映像はカットされている。
しかし、右京は陽子が使っていたライターをスナックのライターと決めつけた
芹沢の言葉に反応して…。
映像からはスナックのライターとは確認できないのに、なぜ?

かおりが美穂に聞いたところによると、
スナックのライターはサンプルの一本だけしか存在しなかったことが判明した。
ところが、陽子を証言映像でしか見たことがないという博は、
スナックのライターで煙草を吸っていたと言っていた。
なぜ映像では見えないライターをスナックのライターと決めつけたのか?
右京らの追及に、博は映像を見た夜に陽子と会い、
思わず殺害してしまったことを告白する。
しかし、陽子は美穂を犯人とは思っていなかった。
そんな事実を知った博は打ちのめされる。

では、なぜ陽子がスナックのサンプルのライターを持っていたのか。
それは納品された日、つまり友章が殺された日に陽子が店に行っていたから。
ということは、陽子は事件の第一発見者ということになるが、
彼女はそんな証言をしていない。
動機はどうあれ、友章を殺したのは陽子である、と右京は断言する。

証言映像の都合のいい部分だけを裁判で公開し、
博を殺人者にしてしまった罪は重い。
右京と薫は友章殺しの真犯人を明らかにしつつ、鍋島を責める。

美穂の起訴を取り下げることが決定した。
かおりは美穂の名誉回復のための訴えを起すという。
とはいえ、その戦いはイバラの道だろう。
右京と薫はそれを覚悟で戦いを挑むかおりの背中を黙って見送っていた。



鍋島司/石橋保
椿友章/桐本琢也

椿美穂/寺田千穂

堀添博/小沢象

三島陽子/村井美樹

裁判官/井上浩

おでん屋夫妻/遠藤孝夫
おでん屋夫妻/森康子

8話へ← →10話へ ↓各話へ

1  2  3  4  5  6  7  8  9  10

11  12  13  14  15  16  17  18  19

S6 9話「編集された殺人」 ロケ地

戻る   TOPに戻る



inserted by FC2 system