-



相棒 シーズン6 10話「寝台特急カシオペア殺人事件!」

Season6 第10話「寝台特急カシオペア殺人事件!」
2008年1月1日 16.9%
監督:和泉聖治
脚本:戸田山雅司
チーフプロデューサー:松本基弘(tv asahi)
プロデューサー:伊東仁(tv asahi)、西平敦郎、土田真通(東映)
音楽:池頼広 撮影:会田正裕
VE:石川友一 FO:中村耕太
CA:小山祐輔 照明:中島淳司
撮影助手:稲嶺司、堤義典、石原充
録音:舛森強 録音助手:田村智昭、赤石栄依
スクリプター:唐崎真理子、目黒亜希子
撮影応援:沢野晃、後藤慎治 編集:只野信也
EED:谷内和正 撮影助手:金田昌吉
EED助手:森健太 選曲:辻田昇司(ウィーヴァーズ)
音響効果:大野義彦(大泉音映) MA:藤沢信介
MA助手:舟生美沙子 美術:伊藤茂
装飾:高桑道明、田村康利、佐々木恵一(大晃商会)
持道具:安達由美子、柴田礼美、市川清美、宮本佳代子
装置:福居勉(紀和美建)
カシオペアディナー:冨塚久美子、長澤真弓
衣裳:深野明美(東京衣裳)
スタイリスト:斎藤真喜子、村井緑(長山藍子担当)
メイク:西島容子、知野香那子、橋本靖男(長山藍子担当)
車輌:ストロングワーク、石井雅和、森山勝
カースタント:アクティブ21 劇用車:インペリアル、マエダオート
宣伝:蓮実理奈(tv asahi) スチール:阿部昌弘
写真提供:武井伸吾 VFX:白組
タイトルバック:澤井昭彦 編成:稲垣けんじ、菊池寛之(tv asahi)
インターネット:小笠原克敏、武田京子(tv asahi)
チーフ助監督:東伸児 進行主任:金井光則
助監督:杉山整、安部雄三 進行助手:松原剛、佐藤靖恵
演技事務:清水亜紀
コーディネーター:小林孝雄 製作担当:今村勝範
仕上協力:東映ラボ・テック、TOVIC
技術協力:アップサイド
美術協力:高津装飾美術
衣裳協力 
ピースクラウン/フレックスジャパン/シルクバード/AINEXX
三松商事(株)/ALPHA INDUSTRIES INC/サンエース
AVIREX/next/PROFILE/伴治郎/堀越ネクタイ /IKEKO
ワキタ(株)/PPFM/ラブエル/フーフォレー/リベラル/ミカレディ
撮影協力 
JR東日本/JR北海道/日本レストランエンタプライズ
洞爺パークホテル天翔/OAランド/TOSHIBA/acer/IWATSU
(株)警察時報社/TOSOトーソー(株)/タムラ厨房調理機
HAMILTON/CASIO/CITIZEN/IKETEI/Obra/FESTINA/マスダ
STANDARD/ミリオンマップ/ジェイシティー/川崎マリエン/AZBY
制作:tv asahi、東映
出演
杉下右京/水谷豊
亀山薫/寺脇康文
宮部たまき/益戸育江
亀山美和子/鈴木砂羽
伊丹憲一/川原和久
三浦信輔/大谷亮介
芹沢慶二/山中崇史
角田六郎/山西惇
米沢守/六角精児
大河内春樹/神保悟志
大木長十郎/志水正義
小松真琴/久保田龍吉
中園照生/小野了
内村莞爾/片桐竜次
小野田公顕/岸辺一徳
芸優/藤プロダクション/テアトルアカデミー/劇団東俳
放映プロジェクト/東映アカデミー/グループエコー/アリエス
洞爺湖町のみなさん/フェイム/曙獅子舞保存会
あらすじ(公式サイトより引用)

左翼過激派・新井田が
爆弾マニア・塚原とのアミューズメントパークでの取引に失敗。
爆弾が爆発する事件が発生した。
その取引で塚原に渡るはずの金を奪った根元を、
右京と薫は札幌まで護送することになる。
根元は公判中の事件の重要証人だった。

豪華寝台特急カシオペアに乗り込んだ右京らは、
一人旅の公江、人気モデルのライナと友人の国子、
どこかギクシャクした感のある安藤と妻の仁奈子、息子・博貴の一家、
増田という男と無愛想な男、津島と名乗るクラブ経営者らと出会う。
津島はライナらに「切手もあるので部屋へ」と誘うなど、
なにやら複雑な人間模様を見せ始める。

根元は札幌を拠点とする暴力団の
拳銃密売の現場を偶然務めていたホテルで目撃。
その証言をするために北海道警に護送されることになったのだった。
食堂車で安藤と息子の博貴が言い合う場面を目撃してしまった右京。
どうやら家族には無関心だった父に、
高校を退学になった博貴はすっかり失望しているらしい。

事件を目撃した状況を思い出し、寝つけない根元。何かに脅えているようだ。

そんな折りクラブ経営者・津島の他殺体が自室で発見された。
身分を明かした右京と薫は乗客を部屋へと帰らせ現場を確保。
捜査を開始する。

右京は鑑識の米沢に電話で死亡推定時刻の算出方法を教えてもらい、
犯行時刻を午後11時半から深夜0時と特定。
列車が盛岡を出たのが11時17分でそれ以降はどこにも停車していない。
ということは、犯人は列車内にいることになる。
次の停車は4時18分の函館。4時間弱の間に犯人を特定すれば、逮捕も可能だ。
列車という密室だけに犯人にも逃げ場はない。

右京は津島の部屋で食堂車で見かけた手帳がなくなっていることに気付く。
どうやら犯人が持ち去ったらしい。
状況を整理し、右京と薫、そして根元は犯人ではないことを確認。
残るは公江、安藤一家、ライナと国子、など9人の乗客だけとなる。
ということは、その9人の中に津島を殺害した犯人がいることになる…。

9人の乗客から事情を聞いた右京と薫は、
増田と名乗る男の連れが俳優の羽鳥だとわかる。
羽鳥はライナとお忍びで旅行。
犯行があったころは空き部屋で密会していたという。
その空き部屋を調べた右京らは、盗撮用のビデオカメラを発見。
どうやら羽鳥らを撮影しようと仕掛けたらしいが、
手帳を隠そうと部屋にやってきた犯人によって映像は消去されたらしい。
公江から青森駅で列車が停車、進行方向を変えることを知らされた右京は、
青森でゴミが降ろされることを確認、ゴミ袋から津島の手帳を発見する。

乗客たちを集めた右京は自らの推理を説明。
津島が切手と呼ばれるLSDをしみ込ませたペーパーアシッドを売っていたこと、
そしてその顧客が誰であるかを隠すため、犯人は手帳を持ち去ったと言う。
ということは、津島を以前から知っていた人間が怪しい。
食堂車で津島は安藤の息子を博貴と名指ししていたが…。

しどろもどろになる博貴の前で、父・安藤が犯行を自供した。
すべては右京の推理どおり、薬に手を出した息子を守ろうと
津島と直談判した安藤はもみ合いとなった際、偶然津島を刺殺してしまったという。

公江が青森停車を教えてくれたから事件も解決できた。
礼を言う右京に公江は身の上話を始める。
30年以上前に夫となるはずの恋人を事故で失い、
その命日が1月2日だということを告白する公江。
指輪一つ買ってもらえなかったが、
33年前に彼が死んでから自分の時計は止まったままだという。
まるで持ち上げても持ち上げても転がり落ちる、
シシュポスの岩のように、どこにも行けない…。
そんな公江の悲しい思い出に静かに耳を傾ける右京。
列車は札幌へと近づいていた…。

列車は札幌に到着、根元を北海道警に預けた右京らだったが、
大河内からもう一つ爆弾があった可能性が出てきた、という連絡を受ける。
北海道警で塚原が映る取引現場での映像を確認した右京らは、
確かに爆弾らしい包みを塚原が持っていたことを確認する。
やはりあの爆発事件の夜、もう一つ別の爆弾の取引が行われていたらしい。
いったい誰と…。

そのころ根元が北海道警から姿を消した。なぜ逃走する必要が?
根元が目撃した人物はある大物だった。
だから護送に2人も刑事をつけたのだが、
何やら脅えていたのも大物と関係する人物から脅されていたかららしい。
右京はカシオペア号に刑事が使う隠語を理解した男がいたことを思い出した。
どうやらその男、藤井という刑事が大物と通じていたに違いない。
右京らは根元の自宅を訪ね、連れ去られたことを確認。
藤井に拉致されていた根元を救出することに成功する。

そのとき塚原からもう一つの爆弾を買った人間が、公江であることがわかった。
公江が大切に抱えていたカメラケースには爆弾が入っていたのだ。
つまり彼女はそれとなく右京に列車が青森で停車することを教え、
犯人逮捕に協力。
犯人が捕まらないまま、持ち物検査をされては爆弾の存在がバレてしまうからだった。

右京らは公江が行くといっていたホテルへ急行。
そこでホテル王と呼ばれる仲瀬に爆弾を手錠で結びつけた公江を見つける。
公江が失った恋人は学生運動が活発だったころ、仲瀬に脅され爆弾を作らされていた。
その作業中に爆弾が爆発、恋人は死に公江もお腹にいた子供を流産してしまった。
が、仲瀬はなんの罪にも問われず生き抜くと、現在のような地位に。
公江は塚原の爆弾で復讐しようとしていたのだった。

すべてを察した右京らはわずかなスキを突いて
公江から起爆スイッチを取り上げることに成功。
公江もそれ以上の抵抗はせず逮捕される。

根元が目撃した大物は仲瀬だった。
仲瀬の逮捕を知った右京は、
公江の恋人の遺品から黒焦げになったロケットを探し出し公江に手渡す。
これが指輪の代わりだったのかも。
ロケットを開けると、輪のように動く星の美しいリングの写真が。

「星たちはこうして動き続けている。
 あなた中の時計を、また動かす時が来たのではありませんか」。

右京の穏やかな言葉にうっすらと涙を浮かべてうなずく公江だった。



堂上公江/長山藍子

安藤礼治/永島敏行

根本尚吾/柏原収史

仲瀬親洋/黒部進

保坂有三/平賀雅臣

安藤仁奈子/山本みどり

安藤博貴/浅利陽介

三樹ライナ/松永京子

折原国子/平岩紙

羽鳥亮矢/森本亮治

増田悦郎/木下政治

津島悟/江原シュウ

国枝宏和/小久保丈二

目黒美音/松下恵

北海道警察・田所/坂西良太

新井田政彦/川本淳市

根元雪実/映美くらら

塚原一/崔哲浩
田口寛子

藤北博/阿部薫
大口兼悟

北海道警察・刑事/加門良

北海道警鉄道警察隊・榎本/野口雅弘
宮崎稲穂
尾根真樹
平田康之
所博昭
藤岡麻美
八巻博史
桝田徳寿
武田晋
中山恭誉
野副隼
大橋千絵
松下芽萌里

9話へ← →11話へ ↓各話へ

1  2  3  4  5  6  7  8  9  10

11  12  13  14  15  16  17  18  19

S6 10話「寝台特急カシオペア殺人事件!」 ロケ地

戻る   TOPに戻る



inserted by FC2 system