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相棒 シーズン6 18話「白い声」

Season6 第18話「白い声」
2008年3月12日 15.7%
監督:長谷部安春
脚本:岩下悠子
チーフプロデューサー:松本基弘(tv asahi)
プロデューサー:伊東仁(tv asahi)、西平敦郎、土田真通(東映)
音楽:池頼広 撮影:上林秀樹
編集:只野信也 照明:小野幹雄
録音:渡会民雄 VE:石川友一
美術:近藤成之 スクリプター:栗原節子
FO:沢野晃 選曲:team K
MA:藤沢信介 音響効果:丹雄二
EED:谷内和正 装飾:田村康利(大晃商会)
装置:紀和美建 持道具:市川清美、鈴木輝美
車輌:ストロングワーク、マエダオート
衣裳:岡本華菜子(東京衣裳) スタイリスト:斎藤真喜子
メイク:西島容子 宣伝:蓮実理奈(tv asahi)
スチール:阿部昌弘 タイトルバック:澤井昭彦
編成:稲垣けんじ、菊池寛之(tv asahi)
インターネット:小笠原克敏、武田京子(tv asahi)
演技事務:清水亜紀 助監督:村松卓、池田元気
進行助手:野口聖太郎、若林将平
助監督:安養寺工 進行主任:守田健二
製作担当:今村勝範
仕上協力:東映ラボ・テック、TOVIC
技術協力:アップサイド 美術協力:高津装飾美術
衣裳協力:
シルクバード/フレックスジャパン/三松商事(株)/ワキタ
TOYS MCCOY PRODUCT/AVIREX/ALPHA INDUSTRIES INC
HOUSTON/FARE LA CORTE/COMME CA ISM/plique a jour
伴治郎/堀越ネクタイ
撮影協力
OAランド/TOSHIBA/acer/IWATSU/(株)警察時報社
TOSOトーソー(株)/タムラ厨房調理機/HAMILTON/CITIZEN
Obra/IKETEI/埼玉金周/小田急バス/杏林大学/川崎マリエン
制作:tv asahi、東映
出演
杉下右京/水谷豊
亀山薫/寺脇康文
亀山美和子/鈴木砂羽
宮部たまき/高樹沙耶
伊丹憲一/川原和久
三浦信輔/大谷亮介
芹沢慶二/山中崇史
角田六郎/山西惇
米沢守/六角精児
内村莞爾/片桐竜次
中園照生/小野了
大木長十郎/志水正義
小松真琴/久保田龍吉
テアトルアカデミー/芸優
放映プロジェクト/東映アカデミー
あらすじ(公式サイトより引用)

右京と薫は、
調布のマンションでの殺人事件への捜査協力を求めるビラを手に入れる。
が、調べてみたものの、警視庁のデータベースにそんな事件は存在しない。
ビラを配っていた男性=中津留によると、
娘の順子がマンションの自室でストーカーに殺害されたのだと言う。
しかし、所轄署の熊沢刑事の判断は急性心不全による病死だった。
それで警視庁のデータベースになかったらしい。

現場のマンションの部屋を調べた右京と薫は、
タンスの下に隠れた円状のシミを発見する。
さっそく鑑識に検査を依頼すると、青酸ソーダとオレンジジュースの成分が検出される。
何者かがオレンジジュースに青酸ソーダを混入、順子に飲ませた可能性が高い。
さらに部屋のドアから何者かの耳の紋=耳紋が発見された。
どうやら犯人が耳をそばだて部屋の中をうかがっていたらしい。

右京と薫は内村から捜査を中止するよう命じられるが、
薫は病で倒れた中津留に右京と2人で必ず犯人を捕まえると誓う。

犯人はどのようにして順子に青酸ソーダ入りのジュースを飲ませたのか。
右京と薫は順子のバッグを手に1日の行動を辿る。
彼女が日常利用していたバスに乗ると、
右京はこっそりバッグの中のペットボトルを入れ替え、カギを抜き取る。
つまり毒入りのジュースをバッグに入れ、
抜き取ったカギで型を取り合鍵を作ることも可能なわけだ。

バスが城南大学の理工学部の前で停まることがわかった。
そこなら実験用の青酸ソーダもある。
薫は城南大学の学生がバスの中で順子に片思い、
何かの理由で殺害にいたったのではないかと推理する。

右京らはバスを降りると、その大学の助手・三田村に
青酸ソーダの盗難、紛失などなかったか確認するが、
しっかり管理ができているらしくそんな事実はないという。
やはり学生を犯人とするには無理があるのか…。

心臓を患っていた中津留が急死した。
絶対安静という医師の指示を無視してビラを配り、順子のマンション前で倒れたらしい。
そんな中津留の死に疑問を抱いた右京は解剖を依頼。
さらに中津留がかつて勤めていた工場に出向いていた事実をつかむ。
中津留が工場から青酸ソーダを盗み出し、どうやら自殺したらしい。
つまり中津留は自らの死で自殺や他殺が病死で処理されることを証明したわけだった。
そんな事実を突きつけられた熊沢だが、あくまでも順子は病死だと言い張る。

順子の不審死が東京23区内での出来事なら、
遺体は解剖され正確な死因が特定できたはず。
犯人はその事実を知っており、あえて調布市で順子を殺害したのでは?
もしそうなら警察の判断ミスを予想していたことになる。
さらに他にも同じような手口で何者かを殺害している可能性も…。
右京らは毒殺の疑いがある過去の変死者を調べ直し、
順子が死ぬ1ヶ月前に城南大学の教授が急性心不全で死亡していた事実をつかむ。

助手の三田村が実験で使用する量より
2g多く青酸ソーダを入手していた事実をつかんだ右京と薫は、
三田村に教授と順子殺害の自供を迫る。
しかし、三田村は頑として否定。
ドアの耳紋が自分と一致しても証拠にはならない、と言い張るが、
右京らが指摘する前に「オレンジジュースに毒など入れない」と口走ってしまう。
なぜ順子が飲んだジュースがオレンジとわかっていたのか?
右京に指摘された三田村はすべてを自供する。

右京らから報告を受けた熊沢は、
自殺する直前に中津留から手紙を受け取っていたことを明らかにする。
「あなたたちには、順子の声が聞こえませんか。
 焼かれて、真っ白い灰になった順子が、
 悔しい、悔しいと叫んでるのが聞こえませんか…」。

手紙につづられた中津留の悲痛な叫びに、
右京と薫は改めて無念さをかみ締めるのだった。



中津留健吾/山本亘

熊沢武明/上杉祥三

三田村真司/西川忠志

中津留順子/直林真里奈

医師・梅本/石山雄大

中津留健吾の隣人/野間洋子

中津留正一/井原幹雄

室戸教授/伊藤延広

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