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相棒 シーズン5 11話「バベルの塔〜史上最悪のカウントダウン!」

Season5 第11話「バベルの塔〜史上最悪のカウントダウン!」
2007年1月1日 13.8%
監督:和泉聖治
脚本:古沢良太
チーフプロデューサー:松本基弘(tv asahi)
プロデューサー:島川博篤(tv asahi)、西平敦郎(東映)
音楽:池頼広 音楽監督:義野裕明
撮影:会田正裕 VE:石川友一
FO:関根浩 CA:横須賀辰徳
照明:中島淳司 照明助手:堤義典、加藤賢也、大庭郭基
スクリプター:石川海 録音:枡森強
録音助手:田村知昭、梅原広樹
EED:谷内和正 EED助手:森健太
編集:只野信也 編集助手:西舘貴子
MA:藤沢信介 C.G:白組
音響効果:大野義彦(大泉音映) 特殊効果:ライズ
美術:伊藤茂 装置:福居勉(紀和美建)
装飾:田村康利、増永佐太朗(大晃商会)
持道具:安達由美子 衣裳:村上晶子(東京衣裳)
スタイリスト:斎藤真喜子、勝俣淳子(大塚寧々担当)
メイク:西島容子、市川温子 殺陣:所博昭(アーバンアクターズ)
手話指導:鈴木道雄 ガンエフェクト:ビッグショット
蕎麦指導:藤井誠二郎 車輌:アスカロケリース 松崎昇、阿部史
特殊車輌:アクティブ21 劇用車:インペリアル、マエダオート
宣伝:蓮実理奈(tv asahi) スチール:阿部昌弘
演技事務:清水亜紀 制作担当:今村勝範
チーフ助監督:東伸児 助監督:木村繁人仁、岡本雄一
進行主任:金井光則 進行助手:松原剛、佐藤靖恵
プロデューサー補:伊東 仁(tv asahi)
協力プロデューサー:須藤泰司(東映)
仕上協力:東映ラボ・テック、TOVIC
技術協力:オーエイギャザリング 美術協力:高津装飾美術
衣装協力
ピースクラウン/フレックスジャパン/AINEXX/ファントム
ALPHA INDUSTRIES INC/中田商店/都繊維/株式会社荻原
Champion/撫松庵/堀越ネクタイ/COMME CA COMMUNE
ジーンズメイト/ワキタ(株)/エンゼルスター
撮影協力 
TOSHIBA/電脳/エプソンダイレクト/STANDARD/(株)警察時報社
TOSOトーソー(株)/タムラ厨房調理機/HAMILTON/IKETEI
EthosClub/adidas/UNTITLED/adidas/rev k shop/SAC
アンクル/TIME24/第一ホテル東京シーフォート/エクセル航空
制作:tv asahi、東映
出演 
杉下右京/水谷豊
亀山薫/寺脇康文
宮部たまき/高樹沙耶
亀山美和子/鈴木砂羽
伊丹憲一/川原和久
三浦信輔/大谷亮介
芹沢慶二/山中崇史
角田六郎/山西惇
米沢守/六角精児
大河内春樹/神保悟志
大木長十郎/志水正義
小松真琴/久保田龍吉
中園照生/小野了
内村莞爾/片桐竜次
小野田公顕/岸辺一徳
芸優/グループエコー/藤プロダクション
テアトルアカデミー/東映アカデミー
あらすじ(公式サイトより引用)

大晦日。
小野田に衆議院議員・富永のパーティーに強引に連れていかれた
右京と薫は、富永のボディガードをやらされる羽目に。

都市化再開発計画の急進派・富永は左翼過激派の梶に命を狙われていた。
会場では元刑事の楓が富永の身辺を警護。
右京は楓が耳の不自由な娘はるかを連れてきていることから、
楓が富永と婚約したことを察知する。

しかし、そんな楓の前に離婚した夫・和久井が現れた。
はるかにプレゼントを渡したい、という和久井に帰れと冷たく突き放す楓。
右京らはそんな小競り合いを偶然目にしてしまい…。

そのはるかが何者かに誘拐され、
娘の命と引き換えに富永を殺せという指令が楓のもとに届いた。
犯人は過激派の梶か?
一人思い悩みながらも富永殺害を決断する楓。犯人の指示に従い、
これまでつけていたインカムと携帯電話をトイレのタンクに入れ、
拳銃を手にパーティー会場へと戻っていく。

午後8時。いよいよ富永が楓との婚約を発表する時間になった。
が、肝心の楓の姿がパーティー会場から消えてしまった。
仕方なくステージに上がった富永は自らのスピーチで時間をつなぐことに。
そんな一部始終を見ていた右京と薫は、なぜか胸騒ぎを覚える。

やがて現れた楓は富永に紹介されステージへ。
犯人は管理システムにネットでアクセス。楓の行動を逐一映像で管理している。
富永に拳銃を向けようとした楓だったが、犯人の指示に従いスピーチを始める。

「夜が明けたから、目覚めるのではない…」。

右京の顔色が変わった。
そのままステージに駆け上がると、楓が引き金を引くよりも一瞬早く富永を押し倒す。
富永は一命を取り留めたが、失敗した楓はそのまま拳銃を持って逃走。
パーティー会場のある超高層ビルは大パニックとなってしまう。

薫は思わず声を荒げた。「なんて大晦日だ」。

犯人からパーティー会場に戻るよう指示された楓は、
ウエイトレスの祥子(中村綾)を人質に会場へ。
深夜0時までに富永を連れて来いと篭城する。

管理官昇進を目指す大河内監察官は、楓も左翼過激派の一味と断定。
内村警視長から射殺許可をとってしまう。

が、楓がそんなことをするには何か理由があるはず。
右京は必死に大河内を説得するが、昇進を狙う大河内は聞く耳を持たない。
警視庁一のスナイパーの日野が楓に照準を合わせる中、
右京と薫は2人だけで事件の真相を探ろうと行動を開始する。

配電室に入った薫は主電源のスイッチを落とし、ビル全体が真っ暗に。
すかさず会場の外にいた右京は手話で楓と交信、
犯人の手がかりがトイレのタンクに残されていることを知らされる。

すべてを把握した右京ら警察は犯人の無線を傍受、
音を米沢(六角精児)に解析してもらい、船の汽笛のような音を拾う。
アジトは東京湾沿岸か?伊丹ら捜査一課の刑事を中心に、東京湾沿岸を探し回る。

米沢は人質になったはるかの映像から窓に映る犯人の顔を取り出すことに成功した。
これが過激派の梶か…。

角田(山西惇)ら組織犯罪対策班が検挙した麻薬密売容疑の男が、
梶のグループの一員であることが判明した。
どうやら麻薬は彼らの資金源となっているらしい。
取調べでなんとか梶の居場所を聞き出すと、刑事らは梶のアジトの周囲を固め中を確認。
警察では突入隊を編成、慎重に近づくと一気に部屋の中へ突入する。

「梶宗一郎を確保!」。
そしてはるかも無事保護に成功した。一気に盛り上がる大河内ら。

しかし、突入隊によって逮捕された男は過激派の梶に間違いはなかったが、
今回楓を脅している犯人とは別人であることが判明した。
ということは、楓を脅し富永の命を狙っている男はいったい…。
右京と薫は例の写真を手に、捜査の網を広げようと活動を開始する。
と、その矢先、偶然のその写真を見たホテルの警備員が男を知っているという。

男はホテルの元警備員・五十嵐であることがわかった。
2週間ほど前、磯部支配人の推薦で雇われたが、すぐにやめてしまったという。
どうやら犯行の下準備のために潜り込んだらしい。
磯部支配人によると、五十嵐の妹、
今、楓の人質になっている祥子から頼まれて雇ったのだという。

右京らは富永を連れて楓と祥子の前へ。
いよいよというその時、右京は五十嵐と祥子にすべてを告白するよう迫る。
真相がすべてバレたことがわかると祥子は楓から拳銃を奪い、逆に楓を人質に。

五十嵐と祥子の妹・公子はかつて富永のもとで働いていたが、
富永の子を身ごもるとあっさり捨てられ、富永は楓と婚約してしまったという。
それでも子供を生みたいという公子は、富永らによって流産させられ、
ショックを受けた公子は自殺。
以来、五十嵐と祥子の兄妹は富永、楓らに復讐しようと誓っていたという。

祥子に脅され、ついに富永は逃亡。
隙をついて襲い掛かった和久井によって祥子は逮捕されるが、もう時間がない。
一歩遅くはるかがいた小屋は爆発してしまう。

しかし、最後は五十嵐がはるかを連れて小屋から脱出。
撃たれた和久井も無事が確認され、楓、和久井、はるかの親子3人は涙の再会を果たす。

まるで現代のバベルの塔のような超高層ビルを見上げた右京。
楓親子に視線を移すと静かにつぶやいた。

「昔、世界の言語は一つだったそうです。
 人々は高い塔を作って住もうとしましたが、神の怒りに触れ、言葉を通じなくされました。
 お互いを理解できなかった人々は散り散りになったという話です。
 ところが今日、言葉をしゃべらない少女によって、バラバラだった人々の心があのように…」。



辰己楓/大塚寧々

五十嵐哲雄/杉本哲太

日野警部補/寺島進

和久井拓郎/遠藤章造

富永洋介/富家規政

磯辺支配人/梨本謙次郎

五十嵐祥子/中村綾

辰己はるか/佐々木麻緒

丸山秘書/樋渡真司

辻本/反田孝幸

警備員・鈴木/村上連(左)
警備員・山田/古宮基成(右)

幹事長/山中康司
小倉肇
鳴海剛
村澤寿彦
大浦理美恵
竹本和正
長友健太

ホテル警備員/研丘光男
荒木誠
小磯龍哉
鷲津秀人
大塚太心
森山貴文
小島あやめ

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